生協社会論
2025年度第8回講義概要「持続可能な農畜水産業と地域づくりを考える」
○開催日時 2025年6月4日(水)16:45~18:15
○開催会場 大東文化大学 板橋キャンパス
講師とテーマ
山口和則氏(日本生活協同組合連合会 ブランド戦略本部 サステナビリティ戦略室 産直グループGM)
「持続可能な農畜水産業と地域づくりを考える」
概要
講師の山口さん
第8回講義の講師は日本生協連の山口氏でした。「日本の農畜水産業の現状課題」「生協の産直について」「生協産直の課題と今後」「生協産直の取り組み事例紹介」等について、動画も活用され、わかりやすく解説いただきました。
受講した学生のレポートより
Aさん
後継者不足については、農業・漁業ともに「体力的にキツイ」というイメージが定着してしまっていることも一因だと思う。働きやすい環境の整備やそのアピールも必要だ。生協産直の取り組みの中での生産者へのサポートやきめ細かなコミュニケーションの重要性も認識できた。
Bさん
農畜水産業の後継者不足、農地の減少など、大きな課題を解決していくためにも、現状を正しく理解した上で、自分がどのように生活していくべきか、生産者と私たち消費者のすべきことを考えていくことが必要だと思いました。
Cさん
生協産直という消費者と生産者がつながることでお互いの理解を深め、安全・安心に商品を届けるというしくみを知り、私も利用したいと思いました。当たり前に食べ物があることに感謝し、個人としても気候変動や様々な社会問題について考え、行動していかなくてはならないと考えさせられました。